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テーブルソー(昇降盤)について

テーブルソーのタイプは4つ

テーブルソーは工房の顔といえる木工機械ですが、一番危険な木工機械です。
DIYや日曜大工で使用するのであれば、細心の注意を払う必要があります。

木材の平面出しの重要性、キックバックを理解されていない方は、購入を見送った方が賢明です。

危険度最高レベルのテーブルソーですが、プロの木工家にとって必ず必要な木工機械であるのは事実。危険度を熟知した上で使用するのであれば、テーブルソーに勝る木工機械はないです。

テーブルソーのタイプは大きく分けて4つあります。

キャビネットソー、ハイブリットソー、コントラクターソーのテーブルトップは鋳鉄製。プロの木工家が使用するタイプになります。

テーブルの平面性は、テーブルソーの命。鋳鉄製のテーブルが、精度の高い切断を可能にしてくれます。

鋳鉄製は重く、安定性を生みだします。また誘導モーターですので騒音も静かです。

  1. キャビネットソー
  2. ハイブリットソー
  3. コントラクターソー
  4. ベンチトップソー(マルノコ盤)

1. キャビネットソー

欧米では、プロの木工家の大半が使用するタイプになります。モーターは、220V(日本では200V)、誘導モーターで3~5HP。モーター部分が完全にキャビネット内に納まっていますので、集じん能力が高いです。フェンスは50インチが標準基準のようです。重量は200kg以上と重く安定感抜群です。このクラスのテーブルソーを持つ事はないと思いますが、一度使ってみたいです。


2. ハイブリットソー

ハイブリットソーは、キャビネットソーとコントラクターソーの中間に位置するテーブルソー。モーターは、110Vか220V(日本では100Vか200V)、誘導モーターで1-3/4~2HP。フェンスは30インチ。モーターが露出しておらず、集じん効率が良いです。現在、テーブルソーの主流となっているのがハイブリットソー。私も、買い替えるなら次回はハイブリットソーでと考えています。


3. コントラクターソー

DIY大国アメリカ、アマチュアの標準的な仕様です。モーターは、110V(日本では100V)、誘導モーターで1.5HP。フェンスは30インチ。以前はキャビネット内にモーターが収まっておらず集じん効率は最悪でした。また後側から、モーターが突き出て場所をとられることが欠点でした。今は、モーターがキャビネットに内蔵されたコントラクターソーが販売されています。

4. ベンチトップソー(マルノコ盤)

ベンチトップソー(マルノコ盤)は、ベルトドライブではなくモーター直結。汎用モーターを使用していますので騒音はうるさいです。安い物で2万円位で売られている丸ノコ盤もありますが、性能の悪い丸ノコ盤は切断の際、モーターの振動で木材の切断面がギザギザとなってしまいます。

安価品はフェンス、テーブル面の精度が悪く家具作りには適していませんが、ある程度の値段のものでしたら、あまり大きくない家具造り、DIYとして使用するのにはいい選択だと思います。

ベンチトップソーは、場所を取らない、軽量で移動も楽というメリットがあります。

私が使用しているリョービBT3100は、国内で人気がありましたが、まもなく製造中止となりました。

そういった現状を考えると、DIY大国アメリカの様に、ホームセンターにコントラクターソーやハイブリットソークラスのテーブルソーが店頭に並ぶ日が訪れる日は、日本ではきっと来ないでしょう。

需要の少なさは、住宅事情が大きな要因と思います。物作りの技術で世界に誇れる日本なのに、輸入品からの選択を強いられるとは、なんとも歯がゆい限りです。

数年前より選択肢が増えたテーブルソー

私が使用するテーブルソー、リョービBT3100は販売終了となりましたが、当時に比べ、国内でテーブルソーを取り扱うショップは増えました。

「ザ・木工機械」では、プロの木工家が使用する本格的なテーブルソーを取り扱っています。価格も安く品数も充実しています。

また国内で一番需要のあるベンチトップソーを取り扱うショップも増え、選択肢が広がりました。テーブルソーの購入を検討されている方は是非覗いてみてください。


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